shine...

世界はいつも輝いているというが
そんなことはない



輝いていない瞬間も
空間もあちこちに
そう、自分のただ身近に
それはもうあたりまえのように
ゴロゴロ転がっていて



それがために、日々
憂鬱な生活の繰り返しと
そんな毎日になっている



上を見ても切りがなく
下を見ても切りがなく
輝きなどというものは
所詮は、単なる羨望の対象に過ぎない



世界は輝いているんだから…
なんて言葉はナンセンスだ



世界のことなんて
世界がどれだけ素晴らしくたって
そんなことは自分には関係ない



自分は自分の苦しみのなかで
人の幸せだけに喜びを感じられるほど
聖人でもなければ、被虐主義者でもない



ただ…



ただ、自分自身に輝きを見い出したい…