through a tunnel

トンネルを歩き始めると、
向こうには
見たこともない世界が
広がっているかのようだった。

そこは
ただ青く、
そして
白かった。

遙か向こうに見える
その景色は、
まさしく、
ボクがいつも
心で見ていた景色に
違いなかった。

ただ、
そこへの道のりは、
暗闇が支配していた。

window

窓の向こうから
空を見上げてる。

あの、
窓の向こうに
広がる空は
果てし無く広く、
遙かに遠い。

それでも、
ボクには
空が見える。

空の青さと
雲の白さが、
目に写る。

そして、
それは心にそっと、
自然に
焼き付いていく…

blue & white

青い青い空と
白い白い雲の
その狭間で

ボクは優しくなれる
キミを想っていられる

the near future

見たこともない建物が、その存在感を誇るかのように、立ちはだかっていた。ボクはただ立ちすくむしかなかった。ボクの心を読み取ったかのように、建物はボクに語りかけてきた。何を語ろうとするのか、懸命に耳を傾けたが、聞いたこともない言語で発せられる言葉を、ボクはついに理解できなかった…。

UFO? Part.2

空から降りてきたそれは、
まるで
何か言おうとしているかのようだった。

でも、
その声を聞くには、
あまりにも遠かった。

遠くから、
ただ
見つめるしかなかった…

UFO? Part.1

空から大きな円盤が降りてきて
ボクの方を見つめていた。

ボクは何か言おうとしたけど、
言葉が出なかった。

空は、
いつまでも青く白かった…

moon

果てしなく
遠い向こうに月が見えた。

限りなく
広い空の向う側に。

決して
手の届かない遙かな世界に…

road sign

進むべき道を指し示すのか。
あるいは、
そちらにしか行けないのか。

否。

自分で
自分の道は決める。

space...

隙間の向こうに見えた空
あの空も、
この空も。

世界中は、
空でつながっている

たった一つの
空で…

utility pole

空を見上げてみた

空には無数の

糸が張り巡っていた

その向こうに

自由があった…

Wall

壁が遮るようなら
立ち止まって
少し休めばいい

そのうち
壁が消えるか
あるいはもしかしたら
壁ではなく
とても美しい
魅力あるものに
なるかもしれないから…

wheel

キミが愛してくれるから

ボクは生きていける

永遠に愛していける…

sun

夕日はすべてを癒してくれるのだろうか？
ボクのすべてを浄めてくれるのだろうか…？

untitled

人を傷つけて
のうのうとして

自分だけ逃げてきて
自分を守るため

遠く離れた
見知らぬ街で

遠くに生きる
特別な人を否定した

ボクは自らを断罪する

untitle

光と影
表と裏
すべては対になる